前回推奨した東京12Ｒのダノンデサイルは３着。道中はちょうど中団あたりからの競馬でマスカレードボールと並んでの追走。本来はもう一列前のポジションが欲しかったところですが、道中少し力みが見られたことを考えるとやむを得なかったかもしれません。直線でもしっかりと脚は使いましたが、1,2着馬とは力の差を感じる内容となりました。
一方で、勝ったカランダガンは流石世界ランキング１位としか言いようがない素晴らしい走りでした。持ち時計を約７秒短縮してのレコード勝利というのはまさに偉業。来年の参戦も期待せずにはいられません。
今回推奨するのは中山11Ｒと阪神11Ｒです。

【阪神11Ｒ：自信度Ａ】今回と同じ舞台で行われた３走前の大阪城Ｓでは好位追走から早めに抜け出し、オールナットを完封した◉デビットバローズ。当舞台でのレースぶりはかなり安定しており、舞台適性は相当高い。２走前は苦手としている関東圏での競馬、前走はスローペースからの瞬発力勝負になってしまったことが敗因。今回は約５か月ぶりの出走になるが、3か月以上の休み明けで関西圏のレースに出走した時は【３―１―０―０】とオール連対。間隔を詰めるよりもフレッシュな休み明けのほうが走る傾向で、今回はこの条件に合致する。調教からも好調を感じさせるし、冬場の成績もかなり良い。好条件が揃った今回、初の重賞制覇に期待したい。
馬券は馬単１着流しで2,8,9,13,14番に流し、1着2,9,14番→2着◉の馬単も少々（◉10番、〇9番、▲14番、△は2→8→13番の順）

【中山11Ｒ：自信度Ｂ＋】前走は勝負所で囲まれて動けないシーンがあったものの、直線の末脚には見るべきものがあった◎ヴェルテンベルク。これまでのレースぶりを見ても折り合いに課題はないタイプで、道中で脚を溜めることができれば、堅実な脚を使えるのがストロングポイント。道中で急かさずに走れるこの距離はいかにも合いそうだし、人気的にも手頃な存在。長距離適性を見込んで先物買いといきたい。
馬券は単勝、馬連で3,4,7,10,11番に流し、3連複は◎→4,11番→3,4,7,10,11,14番のフォーメーション（◎1番、〇11番、▲4番、△は3→7→10→14番の順）