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東京2歳優駿牝馬

  • 2011年12月30日(金) 18時00分
 数多くの3歳クラシック優勝馬を出した注目の2歳牝馬重賞で、昨年はクラーベセクレタが優勝している。ハイセイコー記念1、2着のドラゴンシップ・アイキャンデイ両馬を私は有力視したが、北海道から転厩して快勝したエミーズパラダイスも侮れない。あとはショコラヴェリーヌ・エンジェルツイート・クリヤマキアートも展開次第では好勝負が可能と見た。

 ◎ドラゴンシップは牡馬相手にハイセイコー記念を勝ち、続くローレル賞も制して重賞を連覇。2番手に控える競馬も可能で、こんなタイプの馬に乗せたら上手い佐藤博の起用は心強い。

 〇アイキャンデイは重賞で2着続きだが、今回は調教の動きが良くなっており、大晦日の大井を締めくくる男は的場文男かもしれない。

 ▲エミーズパラダイスは1600mの持ちタイムがトップで、「川島正厩舎・戸崎騎手」のゴールデンコンビが今年最後の重賞制覇を狙う。

 ×ショコラヴェリーヌは鋭い決め手が持ち味で、先行タイプが揃ってハイペースになれば怖い存在である。

 注エンジェルツイートは最内枠からマイペースの逃げを貫くだけだ。

 △クリヤマキアートは大井コース2戦無敗で、この馬の末脚は軽視できない。

◎03.ドラゴンシップ
○06.アイキャンデイ
▲07.エミーズパラダイス
×02.ショコラヴェリーヌ
注01.エンジェルツイート
△11.クリヤマキアート

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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