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TCK女王盃

  • 2012年01月17日(火) 18時00分
 過去10年間の勝ち馬はJRA8勝・地方2勝で、圧倒的にJRA勢が有利。今年もJRA馬プレシャスジェムズ・カラフルデイズ・パールシャドウの3頭が有力と思われ、中でも絶好枠を引いたプレシャスジェムズの先行力を中心視した。地方馬では北海道で力を付けたショウリダバンザイとロジータ記念2着のハルサンサンが面白い。

◎プレシャスジェムズは調教内容が良くなっており、今回は楽に先手を取れそうな1番枠を引いた。クイーン賞でクラーベセクレタの2着に粘った実績からも、乗り慣れた吉田隼人で連軸はかたいと見た。

〇カラフルデイズはクイーン賞・JBCレディスクラシックともに3着と惜敗したが、3度目の大井コースで優勝の可能性が出てきた。

▲パールシャドウはゲートに難のある馬だが、JBCレディスクラシックで4着に追い込んだ末脚は侮れず、引き続き横山の騎乗で怖い穴馬。

×ショウリダバンザイの前走9着は58キロが響いたものと思われる。今度は得意な1800mに戻り、北海道当時の服部騎手で改めて期待したい。

注ハルサンサンは長い距離の方が向いており、人気薄でも軽視はできない。

△プロヴィナージュは稽古内容が良く、得意のダート戦で要注意だろう。

◎1 プレシャスジェムズ
○3 カラフルデイズ
▲8 パールシャドウ
×9 ショウリダバンザイ
注6 ハルサンサン
△2 プロヴィナージュ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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