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川崎記念

  • 2012年01月24日(火) 18時00分
 過去10年間で逃げた馬は勝率3割、連対率8割と好成績を残している。これはコーナーを6回まわるコース特性が原因で、地方の重賞を8連勝しているスマートファルコンの逃げ切りは濃厚と見た。相手は地方馬のボランタス・フリオーソが有力で、展開次第ではニホンピロアワーズ・キングスエンブレム・ランフォルセの中央勢も軽視はできない。

◎スマートファルコンはJBCの疲れが残っていた東京大賞典はハナ差の辛勝だったが、今回は調教の動きにシャープさが戻った。川崎は初コースになるものの、逃げ馬に有利な2100mだけに心配は無用だろう。

○ボランタスは昨年の3着馬だが、当時とは比べ物にならない仕上がりの良さでの挑戦。目標はスマートファルコンとはっきりしており、いつも通り3コーナー手前からの仕掛けで雪辱を果たしたいところだ。

▲フリオーソはスマートファルコンの2番手でレースを進めると思われるが、長期休養明けになる点で惑星の評価にとどめた。

×ニホンピロアワーズは好調子だけに、展開次第では上位食い込みが可能。

注キングスエンブレムは得意な距離と好調教で、最も怖い穴馬といえる。

△ランフォルセは好枠と自在の脚を味方に、どこまで通用するかが楽しみ。

◎05 スマートファルコン
○03 ボランタス
▲04 フリオーソ
×02 ニホンピロアワーズ
注10 キングスエンブレム
△01 ランフォルセ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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