風邪が流行っていますね〜。私は週に2つ習い事をしているのですが、そのどちらの先生も先週は体調を崩されてのお休み…。皆さん、お互いに気をつけましょうね。

　さて話は変わり、先週の京都記念でのトレイルブレイザー、武豊騎手の騎乗振りにはウットリしてしまいましたぁ〜。

　あの1コーナーまでの入り口と、3コーナーから4コーナーにかけての進路とゴーサインの決断。武豊騎手と同級生でもある池江調教師も、

「当日のパドックで段々とテンションが高くなってきていたし、ゲート内でもソワソワしていた…。その姿に、今日も出遅れてしまうのでは？と心配になったけど、ゲートが開く絶妙なタイミングで馬の顔を前に向け、好スタートをきってくれた。そしてこの馬の持ち味を活かしながら、しかも後続馬に脚を使わせるコース取り。同級生なだけに、この勝利は格別なものがあります」と、本当に嬉しそうでしたぁ。

　それにしても池江厩舎、古馬も3歳勢も勝ちまくり。馬のポテンシャル、近郊牧場との連携など様々な要因があるとは思いますが、やはりそれだけではなく、このトレイルブレイザーも、一週前に負荷をかけすぎてしまった調教内容を考え、競馬の週の追いきりを予定していた水曜日から木曜日に変更しての調整をとるなど、一頭一頭の状況を考えての試行錯誤と臨機応変な対応をされているあたりもあるのでしょう。

　オルフェーヴル、トゥザグローリー、トレイルブレイザー、ワールドエース…、池江厩舎の勢いは今後も長く続きそうですね。

　そして一方、東京で行われた共同通信杯は、注目のディープブリランテが折り合いを欠いてしまっての2着。2連勝中ではあったものの、折り合いという課題を残した中での3戦目であったこと、そして最終追いきりでもその掛かる部分を覗かせいただけに、本番でその部分がでてしまいました。

　一方、勝利したゴールドシップは、これまでにないほどの仕上がりと、内田騎手が馬を遊ばせない見事な騎乗振り。

　オルフェーヴルと同じ血統背景ということで、今後のクラッシク戦線、益々注目を集めそう。個人的には、菊花賞が1番面白いように感じますが…。

　さて今週は、2012年最初のG1レース・フェブラリーS。
「マイルはベストとは言えないが、状態は良い」と陣営も自信を持っての出走となるトランセンドを中心に、ワンダーアキュート、ダノンカモン、エスポワールシチー、そしてトウショウカズンまで。

　それでは皆さん、週末は東京競馬場またはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。