スマートフォン版へ

東京スプリング盃

  • 2012年03月06日(火) 18時00分
 大井1400mは内枠が有利で、馬場が悪くなると差し・追い込みタイプは苦戦する。私は戸崎騎手の腕を信じてセントラルコーストを本命に推すが、セイントメモリーの逃げも有力で、JRAから転じたファイナルスコアーの実力も侮れない。他ではスマートインパルス・フジノウェーブ・バトルファイターが怖い。

◎セントラルコーストを本命視した大きな理由は「名手・戸崎」「内枠」「道悪上手」の3点。前走(セイントメモリーの13着)は出遅れが敗因で、今回は調教の動きが良く、戸崎騎手での雪辱に期待する。

〇セイントメモリーは好調騎手・森がマイペースの逃げに持ち込めるはずで、距離が1400mに延びても不安はない。ただし今回は重賞のメンバーが相手なので、対抗の評価が妥当だろう。

▲ファイナルスコアーはJRAの実力から、このメンバーなら互角に戦えるはずで、距離が1400mに延びて優勝の可能性が出てきた。

×スマートインパルスは小柄な馬なのでの59キロは気になるが、短距離は得意だし、得意の道悪とベテラン石崎隆の騎乗で最も怖い穴馬といえる。

注フジノウェーブは10歳馬ながら好仕上がりで、実績的に軽視は禁物。

△バトルファイターは好調だけに内枠を生かせば上位食い込みも可能。

◎04 セントラルコースト
○08 セイントメモリー
▲06 ファイナルスコアー
×14 スマートインパルス
注03 フジノウェーブ
△01 バトルファイター

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング