２年目を迎えて菱田騎手は中京で４勝。人気馬をそつなく持ってきており、これも素晴らしい事だ。
一方インフルエンザで休みの有った中井騎手は先週中京で大暴れ。土曜日に４勝の固め勝ち。人気馬に乗る事が少ない彼だが、ひたすら人気薄を上位に持って来ている。穴党には既にナンバーワンの騎手だろう。

近年新人騎手の腕が年々上がっていると関係者は口を揃える。
しかし彼らの取り捲く環境は厳しく、ターフを早々に去る者も少なくない。
一流の外国人騎手を間近に観れる環境はファンにとって幸せでは有るが、競馬の素晴らしさは人馬一体のロマンだ。
一流馬は一朝一夕に出来るもの、作れるものでは無い。それを果たせるのは時間的にも、環境的にも、日本人騎手だろう。
ぜひこの二人が早くスターになり、日本人の若手騎手は凄いと、どんどんアピールしてもらいたいと思う。