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クラウンC

  • 2012年04月10日(火) 18時00分
 今年のクラシック戦線を占う興味深いレースだが、2連勝中の地元馬コンテパルティロを本命に推したい。強敵は大物感のあるキタサンツバサ・逃げ馬キョウエイロブスト両馬と見たが、展開次第ではシラヤマヒメ・ベルモントシェリー・ビッグライトの上位食い込みも十分に考えられる。

 ◎コンテパルティロは初めての1600m戦になるが、自在性のあるレースぶりと血統的に心配は無用だろう。JRAでも勝ち星を重ねている「絶好調騎手」森の手綱も心強い味方である。

 〇キタサンツバサは4戦3勝の期待馬で、ここへきて調教内容の良化が目立つ。血統的に距離が延びて面白いタイプだけに、ここで抑えるレースが身に付けば、クラシック路線の主役に躍り出る。

 ▲キョウエイロブストは逃げて上手い山崎が絶好枠からハナを奪えば、持ちタイム的に逃げ切りは可能。地元コース3勝の実績も侮れない。

 ×シラヤマヒメは牝馬ながら自在のレースをこなす器用さがあり、輸送による馬体減さえ克服できれば、最も怖い穴馬といえる。

 注ベルモントシェリーは左回り1600mは得意だから、要注意の一頭である。

 △ビッグライトは追い切りの動きが一変しているだけに、軽視は禁物だ。

◎09.コンテパルティロ
○05.キタサンツバサ
▲01.キョウエイロブスト
×12.シラヤマヒメ
注04.ベルモントシェリー
△02.ビッグライト

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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