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東京スプリント

  • 2012年04月17日(火) 18時00分
 過去17回の成績はJRA馬13勝・地方馬4勝とJRA勢が圧倒的に有利で、私はスーニ、セイクリムズン両馬を有力視する。怖い穴馬は同じ川島正厩舎所属のスターボード、ナイキマドリードと思われるが、当日の気配次第では昨年の優勝馬セレスハントも軽視できない。

 ◎スーニは59キロを背負った黒船賞でスタート直後の不利がたたっての4着。あのレースを使われて気合は上昇しており、3勝している大井コースなら雪辱のチャンスと見た。

 〇セイクリムズンは岩田が上手く逃げて黒船賞を制覇したが、今回は1200mで他馬との逃げ争いをしのげるかが鍵で、対抗の評価とした。

 ▲スターボードはJRA4勝の成績で南関東に転じ、2着→1着と大井コースで開花。自在の脚があり、鞍上も戸崎で期待は大きい。

 ×ナイキマドリードは先行して上手な川島正に向いた馬である。前走・フェブラリーSの惨敗は度外視して、今回は最も面白い穴馬といえる。

 注セレスハントの追い切り内容は今一息だったが、当日の馬体重と気配を見極めて取捨を決めたい実力の持ち主だ。

 △フジノウェーブは10歳馬ながら前走を快勝し、今回も要注意である。

◎04.スーニ
○07.セイクリムズン
▲08.スターボード
×15.ナイキマドリード
注12.セレスハント
△01.フジノウェーブ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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