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しらさぎ賞

  • 2012年04月24日(火) 18時00分
 牡馬相手に昨年の東京ダービーを勝ったクラーベセクレタの首位は不動と思われるが、2番手争いは混戦で馬券的には面白い。小回りコースだけに内枠を引いたリアンローズ・サクラサクラサクラ両馬を有力視したが、展開次第ではテイエムヨカドー・ツキノテンシ・ギオンゴールドの食い込みも考えられる。

 ◎クラーベセクレタは前走のマリーンカップでは中央馬ミラクルレジェンドの2着に敗れたが、南関東馬同士の今回は負けられない一戦である。浦和コースは勝ち星があり、57キロを背負っても首位は不動と見た。

 〇リアンローズは浦和が初コースになるものの、ここ2戦での上昇度を高く評価したい。稽古の動きが目立って良くなっており、好枠にも恵まれて自在の脚が生きるはずだ。

 ▲サクラサクラサクラは好調騎手・森が1番枠から果敢に先行すると思われ、小回りの1400mなら逃げ切りも夢ではない。

 ×テイエムヨカドーは笹針・休養でリフレッシュをはかり、追い切り内容も良いだけに、レースがもつれるようだと上位食い込みがある。

 注ツキノテンシは得意な地元の1400mで、最も警戒したい穴馬といえる。

 △ギオンゴールドは距離短縮でマイペースなら善戦可能な1頭である。

◎04.クラーベセクレタ
○02.リアンローズ
▲01.サクラサクラサクラ
×09.テイエムヨカドー
注08.ツキノテンシ
△12.ギオンゴールド

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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