今年のかきつばた記念は最軽量52キロから、最重量60キロというかなりのハンデ差があるメンバー構成となりました。
まず注目は現在2連勝中のセイクリムズン。昨年のかきつばた記念を制して以来、あと一歩というレースが続いていましたが、ここ2戦は自分でレースを作って最後までしっかりと伸びる、王道の競馬を見せてくれています。
岩田騎手も自信を持って騎乗しているし、引き続き体調も良さそう。距離もベストだし、結果を出しているコース。斤量も57キロですから今回も中心でしょう。
52キロで出走出来るラブミーチャンにも注目です。昨年も休養明けで3着している相性のいいレース。特にその後の成長ぶりは目を見張るものがあって、なかなか戻ってこなかった体調も良くなったし、レースの幅も広がって、パワーアップを果たしましたね。
いきなりの実戦でかなりの強敵相手になりますが、逃げてよし2番手でもよしで競馬が出来るようになったのは大きなプラス。昨年よりもさらに進化したレースを見せて欲しいです。
サマーウインドは前走はさすがに久しぶりということもあり、道中付いて行けなかった印象。それでも最後は頑張って伸びてきていて、着順ほど負けていません。長期休養明けを一叩きされた効果はかなり大きいんじゃないでしょうか。問題は斤量ですね。
どんなに強い馬でもさすがに60キロは厳しい…。59キロでも気にするのに、60キロとは。57キロまでの1キロはそれほど気になりませんが、58キロを越えてからは0.5キロで大きく負担が違ってきます。絶好調のセイクリムズンと3キロ差があるのは大きいですね。
高知に移籍して3戦戦ったナイキハイグレードはとにかく圧勝の連続でした。長期休養明けを3回叩いて体は出来ているし、もともとかなり能力の高い馬。スピードもあるし、器用な脚も使えるタイプ。このメンバーに入ってどこまで勝負出来るか楽しみです。
◎05.セイクリムズン
○11.ラブミーチャン
▲03.ナイキハイグレード
△09.ダイショウジェット
☆01.サマーウインド