スマートフォン版へ

羽田盃

  • 2012年05月08日(火) 18時00分
 過去34回の京浜盃優勝馬のうち7割(22頭)が羽田盃を制覇しており、前走の羽田盃を好タイムで優勝したパンタレイを本命に推す。羽田盃2、3着のゴールドメダル・ベルモントレーサーを相手と見たが、別路線組のロンドンアイとキタサンツバサも侮れず、決め手のあるアートサハラにも要注意。

 ◎パンタレイが5馬身差を付けて快勝した京浜盃の1分45秒9は、レコード次ぐ歴代2位の好タイム。中央遠征の中山ダートで3番手を進む競馬を経験しており、中間の動きの良さからも首位は不動だろう。

 〇ゴールドメダルにとって距離延長は歓迎で、中央の名手・岩田を配して万全の態勢。京成盃で付けられた5馬身差を、どこまで詰められるか楽しみな一戦である。

 ▲ベルモントレーサーは久々の京成盃を叩かれて気合が一変。調教内容の良化はもちろん、毛ヅヤと馬体の良さからも好勝負が期待できそう。

 ×ロンドンアイは初の大井コースだが、川崎コース3戦無敗の先行力は軽視できず、南関東で大活躍の吉原騎手で最も怖い穴馬といえる。

 注キタサンツバサは絶好枠を引いて自在の脚が上手く生きれば上位もある。

 △アートサハラは追い込み一手の勝負に賭ければ2・3着が可能になる。

◎09.パンタレイ
○07.ゴールドメダル
▲04.ベルモントレーサー
×08.ロンドンアイ
注01.キタサンツバサ
△10.アートサハラ

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング