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東京プリンセス賞

  • 2012年05月09日(水) 18時00分
 桜花賞馬は苦戦するデータが出ており、大井での実績がある馬を重視すべきだろう。桜花賞で出遅れながら3着に粘ったエンジェルツイートの雪辱に期待するが、強敵は大井コース3戦無敗のコウヨウタレイアと牡馬相手の京浜盃で4着のアスカリーブル両馬。8番枠以内の馬の活躍が目立つ過去のデータを考慮して、怖い穴馬もピックアップしてみた。

◎エンジェルツイートは桜花賞で致命的な出遅れをしながら、3着を死守した粘りを評価したい。今回は内枠にハナを主張する逃げ馬も見当たらず、スタートさえ決まればスピードで押し切れるはず。

〇コウヨウタレイアは大井コースで3連勝と底を見せておらず、調教の動きもさらに良くなっており、自在の脚質から距離延長には対応可能。最も大きな魅力は名手・戸崎が手綱を取ることである。

▲アスカリーブルは京浜盃のゴール前で牡馬相手に伸びてきた脚は見逃せず、今回は1800mの内枠に恵まれて優勝の可能性が出てきた。

×リカチャンスは好位でマイペースのレースが出来れば上位食い込みも。

注ミラクルスターはスタートを無事にこなせば末脚の鋭さは軽視できない。

△レイモニは当日の落ち着きがあれば、おさえておきたい穴馬といえる。

◎09 エンジェルツイート
○10 コウヨウタレイア
▲04 アスカリーブル
×05 リカチャンス
注02 ミラクルスター
△07 レイモニ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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