交流重賞3連勝して迎えた今回も56キロで出走出来るセイクリムズンで断然でしょう。
前は好位に行くと伸びきれなかったり、中団から行くと捉えきれなかったりと、あと一歩の競馬が多かったけれど、ここ3戦は完勝と言っていい強い内容の競馬が続いていて、完全に一皮むけた印象です。
レース後も順調に調整されているとのことだし、今のセイクリムズンならばどこのコースでも問題ないでしょう。何より、岩田騎手が自信を持って騎乗していることが馬にも伝わっているように感じます。ここも連勝して王者の道を究めて欲しいです。
スーニは一度崩れると長々と尾を引くタイプ。能力的には上位の存在だし、何年も追いかけて来て大好きな馬だけど、前走の惨敗から立ち直るのは少し時間がかかりそう。ここ2戦は体が減ってしまって本来の走りが出来ずにいますが、この中間は馬体回復に努め、体調は回復の兆し。それでもトップハンデの58キロだし、今回は様子見にします。
対抗はトウショウカズン。530キロを越える超大型馬なので、初の地方場所だった黒船賞では小回りを克服出来るか不安視していましたが、前につけるスピードがあり、さらに上手にコーナーを回ってセイクリムズンの2着に健闘。続く栗東Sでも安定感ある走りを見せ、ダート一線級に混じっても十分戦えることを示しました。今回はセイクリムズンと同斤量になりますが、チャンスはあると思います。
船橋移籍後3戦を消化したスターボードにも注目。前走東京スプリントでは、かなり厳しい展開の中よく粘りました。もともと早い時期から期待されていた馬ですが、ここに来てもう一段階進化した印象です。初めての浦和になりますが、器用な馬なのでこなしてくれるでしょう。
忘れちゃいけないのがダイショウジェット。コーナーで加速することを覚えてからは、小回りコースも難なくこなして常に上位争いに加わっています。なかなか勝ち切るまではいきませんが、安定して走れることが魅力の馬。今回も前を引っ張る馬がいるので、楽に追走出来れば豪快な追い込みが見られそう。
◎06 セイクリムズン
〇04 トウショウカズン
▲10 スターボード
△12 ダイショウジェット
☆05 ナイキマドリード