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松山弘平×川須栄彦対談 第5回

  • 2012年05月30日(水) 18時00分
今、もっとも注目されている若手騎手といえば4年目の松山弘平騎手と3年目の川須栄彦騎手。今月はおふたりに登場していただき、様々なことを聞いていきます。最終回の今回は、ローカル競馬場の特徴や、プライベートについて語ってもらいます!

小倉は力のいらないコース

小倉は力のいらないコース

――――お互いもっとも多く乗って、もっとも勝っているのは小倉競馬場です。小倉はどんな特徴がありますか?

川須 ダートは先行有利ですね、芝はすぐ荒れやすいですけど、どちらかといえば力のいらないコースです。

松山 小倉の芝は、力のない馬でも逃げ切ったりするよね。そういった面で、中京の新コースに乗った時に、力がいる馬場だなとより感じたな。小倉で先行して押し切っていた馬が、中京だと差されたりしていたから。

川須 でも、乗りやすいですよね。坂は、阪神より感じます。

松山 確かに。中山の次に勾配がきついから、東京よりも(坂を)感じるね。

川須 中山っぽいですよね。

松山 うん。坂を上がってからの平坦部分は長いけど、その坂が結構きついんで、結構止まるよね。

川須 だから、どこで脚を使うかがポイントになりますよね。一瞬の脚がある馬はギリギリまで待って、坂を上がってからかわすとか。

松山 そうそう、小倉と違って、今の中京はスピードだけでは乗り切れないコースだから。

――久々の開催となった福島はどうでしたか?

松山 震災前と変わらない状態でしたから、気持ちよくレースが出来ました。

――栗東から福島に行くのは遠いですよね。移動中は何をやっているんですか?

松山 僕は寝ています。

川須 僕はあまり寝られないんで、音楽を聴いたり、雑誌を読んだりしていますね。

B型同士お互いに頑固

B型同士お互いに頑固

――おふたりとも同じB型ですが、似ているなという部分はありますか?

松山 う〜ん、お互い自分を持っているというのはありますし、どっちかというと、お互い頑固だと思いますね。

――以前、松山騎手は、川須騎手のことをマッチョが似合うジョッキーに指名していましたが、川須くんから見て、松山くんの容姿をほめるとしたらどこですか?

川須 唇…。

松山 こいつ、高倉と一緒に僕の唇をバカにするんですよ! モノマネもするし。

川須 すみません(苦笑)。

――普段、一緒に遊んだりはしますか?

松山 川須さんには、いつも仲良くしてもらっています(笑)。

川須 仲良くしてもらっているのは僕のほうです。飲みに行く時もありますし、カラオケもいきますよね。

松山 でも、最近2人ではないよね。たいてい何人かで行っているし。あっ! そういえば川須の「あいうえおトーク」の時に、最後の「ンなアホな!という出来事」を答えられなかっただろ? ここで、あのエピソードを披露したら?

川須 あぁ、あれですか? この間、松山先輩の運転で、僕と(藤岡)康太先輩、それに(北村)友一さんとホットヨガに行ったんですけど、その途中で、自動車教習所の車が横を通ったんです。みんなで「あれ、高倉だったら、おもしろいよな〜」って言っていたら、本当に高倉だったんですよ!

松山 高倉がめっちゃ真剣な顔で運転しているから、みんな爆笑したよな(笑)。みんなで、「お〜い、お〜い」って叫んだんだけど、あっちは真剣に運転していて、まったく見てくれなくて(笑)。

川須 そうそう(笑)。でも、あれを見て、いいなぁと思ったんですよ。僕も路上教習してぇ〜って。それで、頑張って、ようやく6回目で仮免許に受かりました! この調子だと、5月中には免許を取れそうです。

松山 普通は3回目に落ちたら、次は絶対に受からなきゃって思うはずなんだけどね…。
6回って…。ホンマに「ンなアホな話」やな。

元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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