昨日、一足早く南関東の浦和競馬場では桜花賞が行われた。
単勝1.1倍の圧倒的な1番人気に支持されたカイカヨソウは、
中団から徐々にポジションをあげていくが3着、波乱の結果となった。
1着のイチリュウは、前哨戦のユングフラウ賞では後方からの競馬となり、
4角では大外を回るロスがありながら、カイカヨソウに0.3秒差まで迫っていた。
今回は好スタートから逃げの手を打ってそのまま入線。
2着のアステールネオの前走は、中央の芝マイル500万特別で0.2秒差の5着。
また、その勝ち馬は明日の毎日杯でもそこそこ人気しそうなオメガキングティーだった。
今回は久々のダート戦ではあったが、番手からの競馬でそのまま連を確保。
こういう結果であっても不思議ではない粒揃いのメンバーではあったが、
カイカヨソウにこれほどの人気が集中したのは、
「桜花賞」に「開花予想」という言葉のイメージが、人間心理を翻弄したのだろうか!?
しかし、1~3着馬の着差に注目すると、それぞれ0.5秒差、1.0秒差と、
決定的な差が開いてたことに驚きを隠せない。
これは浦和の1600Mという独特なコースが作用していると考えて不思議ない。
なぜなら、ほぼ直角にホームストレッチに入ってくるスタートの為、
内枠の馬は、スタートさえ決まれば必ずいいポジションが取れる。一方、
外枠の馬は、たとえ好スタート切ったとしてもすぐに4コーナーで外に大きく振られる、
圧倒的内枠有利なコース形態なのだ。
現に昨日行われた1600M戦の結果は以下の通り。
10R 3→6
桜花賞 1→2
12R 2→1
ちなみに本日はというと、
9R 1→2
12R 2→1
なんと5R中4Rで馬番1、2で決着していた。これは単なる偶然じゃないよね!
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