圧倒的な存在がいなくて、かなりの混戦模様の今年の関東オークス。その中でも一番の注目はマシュマロでしょう!!
デビュー戦から上手な競馬を見せて快勝し、今年の1月には500万条件も勝利。その後の2戦は長距離輸送や初の芝ということもあって結果が出ていませんが、強い相手と戦って揉まれることは若い時期の馬たちにとって大切な試練。さらなる成長に繋がっているはずです。
カギは2100mという距離ですが、これまでのレースぶりを見ているとスタートは上手だけどそこからなかなかダッシュがつかなくて、追って追って好位につけるパターン。特に500万条件を勝った時には、川田ジョッキーがず〜っと追い通しだったにも関わらず最後まで渋太く伸びているので、距離が伸びた方が競馬しやすいのでは。
お姉ちゃんのユキチャンのように、途中からエンジンが掛かって外から前に行く、というレースが出来れば姉妹制覇も夢ではないと思ってます。
対抗はエイシンキンチェム。前走の兵庫チャンピオンシップでは、初ダート初距離という条件の中、積極的に逃げて4着に。勝ったオースミイチバンに早めに来られて辛い展開でしたが、よく粘ったと思います。
あの苦しいレースを経験して、一段と成長している印象。地方小回りを経験していることも大きいし、2度目のダートで慣れも見込めます。
オールドパサデナはデビューから4戦パーフェクト連対中。未勝利を勝ちあがると500万条件も連勝と勢いがあります。特に500万条件のレースぶりは圧巻で、道中中団内から直線で外に出すと、豪快に突き抜けて2勝目を挙げました。あの脚色ならば距離が伸びても良さそうです。
広い東京でのびのびと走っていただけに、カギになりそうなのは初の小回り。直線が短いのでどうしても急カーブで加速することが要求されますが、その辺りがクリア出来れば上位争いではないでしょうか。
◎09.マシュマロ
〇07.エイシンキンチェム
▲14.オールドパサデナ
△10.サトノジョリー
☆04.アスカリーブル