今回は好位につけたい馬が多くてかなり速い展開になりそう。
内枠に入ったタイセイレジェンドは、スタートさえよければそのまま押して行く可能性も。外を待っていたら包まれてしまうし、これまで逃げても結果を出していますから。ここまであと一歩のところでタイトルに手が届かないでいますが、逆に言えばいつ勝ってもおかしくない能力を感じます。初の地方コースも、その中でも門別は広くて乗りやすいので上手にこなしてくれそう。ここで初タイトルを期待しています!
対抗はセレスハント。脚の使いどころが難しい馬で、そんなに大きくは崩れないけれど勝ち切るまではなかなかいかない馬。昨年の『東京スプリント』ではびっくりするくらいの強い勝ち方でしたが、自分でレースを作れるタイプではないだけに、いろいろな要素が必要になって来ます。今回はある程度前が流れると思うので、持ったまま好位につけられるようならあの末脚が繰り出せるのでは。初の門別遠征ですがコース形態は大井に近いものがあるので、この馬にとっては走りやすいと思います。
サマーウインドはいつ覚醒してもおかしくない存在。休み明けの『東京スプリント』では7着とはいえ最後の脚に光るものがありました。一度使って『かきつばた記念』に期待しましたが、こちらのレースぶりは案外な結果に…。体調を崩してからなかなか復調出来なかったことが尾を引いているのか、本来の走りの片鱗が見えずにいます。ただ、この中間は回復の兆しが見えて来たということだし、2回走ったことで体も出来て来た印象。体調さえ戻れば持っている能力が違います。例え59キロのトップハンデでも問題ないでしょう。
交流重賞の新興勢力であるトウショウカズンは、『黒船賞』から2、2、3とあと一歩の成績。好位につけられるスピードがあるし、小回りも上手にこなせる器用さを持っています。このメンバーに入っても引けは取らないでしょう。
◎02.タイセイレジェンド
〇10.セレスハント
▲13.サマーウインド
△09.トウショウカズン