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桜花賞はサプライズ

  • 2013年04月05日(金) 10時16分
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 いよいよクラシック第一弾、桜花賞の発走が近づいてきた。
かつては「魔の桜花賞ペース」ともいわれ、数々の波乱を演出してきたこのレースも、
コース改修に伴い、その影を潜め、能力を反映し易いレースとして生まれ変わった。

 元来競馬はその特性上、実力通りの結果で決まることが少ないスポーツである。
枠順、馬場状態などの物理的な要因や、位置取り、進路など、騎手による人為的な要因、
また、出遅れ、折り合いなどの精神的な要因が、馬の競走能力に大きく影響を及ぼす為だ。

 特に、この時期の若駒は、精神的な要因により、結果が大きく左右されることがある。
人が想像する以上に、馬は環境の変化に敏感であると同時に、順応性にも優れいている。
初めての場所、経験には、特にナーバスとなる。がしかし、同じことを繰り返すことによって、
驚くほど順応する。学習能力が非常に高いのだ。

 話を桜花賞に戻そう。クロフネサプライズの前走チューリップ賞は強かった。
非常に高いパフォーマンスだった。翌日の1000万下を0.1秒上回り、準OPの4着に相当した。
さらに自分でレースをつくって上がり3Fを34.7でまとめた内容には圧巻だった。
また、3着のアユサンはスタート後、折り合いを欠いてしまったのが残念だった。
結果論にはなるが、ちょっと強引に抑えてポジションを下げた事が、2着馬との差ではないか。
本番ではもうちょっとリラックスして走れるだろう。

 阪神JF→チューリップ賞→桜花賞という王道のローテーションが確立される日は近い。

競馬総研
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