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帝王賞

  • 2012年06月26日(火) 18時00分
 かしわ記念の上位馬が好走するデータからエスポワールシチー・テスタマッタ・ランフォルセの3頭は軽視できないが、仁川S→アンタレスSを連勝したゴルトブリッツを本命に推す。差し脚に磨きがかかって本格化の地方馬トーセンルーチェが強敵で、決め手のある牝馬のミラクルレジェンドにも注目したい。

 ◎ゴルトブリッツは休み明けを2連勝のあと軽い熱発で東海Sを回避したが、中間は順調に乗り込まれて仕上がりは万全。大井2000mの持ちタイム最上位と自在のレースぶりから信頼できる本命馬といえる。

 〇トーセンルーチェは大井記念を圧勝しての挑戦になるが、調教の動きに迫力を増し、先行タイプが揃っただけに鋭い決め手に期待する。

 ▲テスタマッタは昨年末の東京大賞典で積極的なレースをしながら3着と健闘しており、ジャパンダートダービー優勝馬としても怖い穴馬だ。

 ×エスポワールシチーは「かしわ記念」を2番手から抜け出す快勝で復活を果たし、熱心な調教内容と持ちタイム的に好勝負は可能と見た。

 注ランフォルセの「かしわ記念4着」は距離不足が敗因と思われ、川崎記念2着・ダイオライト記念優勝の実力から今回は侮れない。

 △ミラクルレジェンドは4戦2勝2着1回の大井巧者だけに要注意の1頭。

◎07.ゴルトブリッツ
○05.トーセンルーチェ
▲08.テスタマッタ
×13.エスポワールシチー
注02.ランフォルセ
△12.ミラクルレジェンド

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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