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ジャパンダートダービー

  • 2012年07月10日(火) 18時00分
 2分5秒あたりが勝ちタイムと思われ、東京ダービー優勝馬プレティオラスは同じコースで走破タイムを短縮できれば善戦可能だが、1600m〜1800mの持ちタイム的に中央馬の優位は揺るがない。私はオースミイチバン・ストローハット・ハタノヴァンクールの3頭を有力視したが、好枠を引いた先行馬ホッコータルマエと仕上がり万全のフリートストリートが怖い。

◎オースミイチバンのユニコーンSは出遅れに加えて直線でバランスを崩しての2着。今回は長目から追われる好調教を見せており、砂の深い大井コースなら持ち味の先行力が生きると見た。

〇ストローハットは出遅れながらユニコーンSを差し切り勝ちした大物で、中間も調子落ちはなく、距離延長は望むところだろう。

▲ハタノヴァンクールはダート3連勝を飾っての挑戦で、血統的に長距離は向いており、熱心な調教内容から最も警戒したい穴馬だ。

×プレティオラスは大井2000mで勝った地の利があり、先行タイプが揃った今回は、本橋が直線勝負にかければ好勝負に持ち込めるはず。

注ホッコータルマエは持ちタイムが良く、内枠を引いて軽視はできない。

△フリートストリートはダート3戦無敗の実力馬で、久々も仕上がりはいい。

◎10 オースミイチバン
○09 ストローハット
▲11 ハタノヴァンクール
×06 プレティオラス
注03 ホッコータルマエ
△04 フリートストリート

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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