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ハーツクライ挑戦記/2006年キングジョージ・レポート

  • 2012年07月11日(水) 17時00分
ハリケーンラン、エレクトロキューショニストと三強と並び称されたハーツクライが挑んだ2006年キングジョージ。競馬総合チャンネル(携帯)で当時連載していた現地レポートをnetkeiba.comで特別に再録します。(取材:梶原もじゃ)
2006/07/28 ドバイの頃の雰囲気に

取材に応じる橋口調教師

取材に応じる橋口調教師

 馬の調子に合わせて、橋口弘次郎調教師の表情も少しずつ、ドバイの前と同じような笑顔に変わってきた。実はドバイ到着後、ハーツクライは少し体重を減らしてしまっていた。ニューマーケットに着いてから、ややテンションが上がる面があった。さらに想定外の暑さの影響もあって、「トモの張りがちょっと淋しい」(橋口師)状態が続いていたという。それでも「跨ったら猫みたいにおとなしい、頭のいい馬」なので、調整自体は順調に進んだ。

 そして迎えた、最終追い切り日(26日水曜日)。ニューマーケットのロングヒルコースでの併せ馬が

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