松山騎手が最近ハマッているもの──ズバリ、ももいろクローバーZ! 松山騎手のみならず、騎手の仲間内で“チーム・ももクロ”ができるほど、いまや輪が広がっているそうです。最終回となる今回は、そんな“ももクロ”ネタから、松山騎手のプライベートに迫ります。
■スマートギアの勝負服は“ももクロ”ですから!
──本当に今は仕事が楽しそうですね。プライベートでも熱くなるものがあるとか…。
松山 あ、ももクロですね(笑)。
──最近、よく“ももクロ”好きなジョッキーにお会いします(笑)。なんでも、ジョッキーのなかに“チーム・ももクロ”があるとか。松山騎手も、かなり熱心なメンバー?
松山 はい、一応…。
──具体的なメンバーは?
松山 渡辺さん、難波さん、北村(友一)先輩、大下先輩、藤岡(康太)先輩、藤懸、あと関東の嶋田純次……
ももクロで前向きな気持ちに
──以前より増えてません!?
松山 そうですね。一番最初は、僕と藤懸だけだったんです。そもそもの始まりは、藤懸が僕の部屋に“ももクロ”のDVDを持ってきたんですよ。「ちょっと、コレ見てくださいよ」っていうから、僕もなんとなしに見ていて、そのときは「ふ〜ん」って感じだったんですけど、何度か観てたら、惹かれるものがあったんですよね。「すごいな、この子たち」って。僕もいいなぁと思い始めて。そこから、大下先輩とか藤岡先輩もハマって、今や渡辺さんまで(笑)。
──たしかにインパクトはありますよね。以前、康太騎手が「彼女たちが頑張っている姿を見て、俺はこんなに頑張れているのか、って初心に帰るんです。この子たちがこんなに頑張ってるんだから、俺も頑張らなきゃいけないって思うんです」っておっしゃっていて。
松山 僕もそう思います。だって、ホントにすごいですもん。まだ15歳とかなのに。いまやテレビでもよく観るようになりましたし、ホントに尊敬します。
──ももクロパワー、すごいですね!
スマートギアの“桃黒”勝負服
松山 そうなんです。なんせ、スマートギアの勝負服は“桃黒”ですからね(笑)。中日新聞杯を勝ったあとに、藤懸が「僕ね、絶対松山先輩が勝つと思ってたんですよ〜。だって、桃黒ですもん!」って(笑)。
──藤懸騎手も相当ですね…(笑)。みなさんでライブに行ったりもするんですよね?
松山 はい、前に行きました。やっぱりテンション上がりましたし、うわぁ、スッゲー! っていうのが素直な感想でしたね。本当に楽しかったです。
──これまでも、アイドルや芸能人にハマったことはあったんですか?
松山 いや、“ももクロ”が初ハマリです(笑)。雑誌かなんかにも「今までアイドルに興味がなかった人たちが、次々とハマっていく」って書いてあって。たしかにそうやわぁって思いました。
──なにが魅力なんだと思いますか?
松山 やっぱり一生懸命さだと思いますよ。それがすごく伝わってくるんですよね。自分も頑張ろうっていう気になるんです。あとは、みんなでDVDを観たりするのも楽しいですし、もっと周りにファンが増えたらいいなぁって。川須にも勧めたんですけど、全然興味を示してくれなくて(笑)。興味がある人とない人でキッパリ分かれますね。
──そうかもしれませんね。話は変わりますが、休日はどんな風に過ごしてらっしゃるんですか?
松山 地元の友達と遊んでいることが多いですね。あんまり、ここ(栗東)にはいません。日曜日の夜から、地元(神戸)に帰ったり。
──気持ちを切り替えるという意味でも、競馬から一瞬離れることは大事かもしれませんね。
松山 そうなんです、地元に帰るとやっぱり落ち着くんですよね。地元の友達とダーツに行ったり、ボーリングをしたり、飲みに行ったり。すごくリフレッシュしますね。で、「明日からまた頑張るぞー」っていう気持ちで、月曜日の夜に帰ってくる感じです。
──それは貴重な時間ですね。では最後にこの夏の目標は?
松山 キーンランドCを勝つことです。あとは、もっと重賞に乗せてもらえるような存在になりたいです。今年の目標は、重賞を勝つことと去年より多く勝つことだったんですけど、どちらも現時点で達成できたので、あとはこの流れを止めずに、できるだけ多く勝ちたいと思っています。
──いい意味で欲が出てきた感じですね。
松山 昔から欲は強いんですよ。ただ、僕はそれを表に出さないので。心のなかで「よし! やってやるぞー!」とか思っていても、顔や態度には出してない……つもりなんですけど、どうですかね(笑)? とにかく、今年は勝負の年だと思っていたし、徐々に人気の馬に乗ることも増えてきたので、みなさんの期待に応えられるように頑張るだけです!
【次回のキシュトーークは?】
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