スマートフォン版へ

netkeiba

サンタアニタトロフィー

  • 2012年07月31日(火) 18時00分
 今年は16頭の外側半分に逃げ・先行タイプの馬が揃い、展開次第では差し馬が穴馬券を演出する波乱も考えられる。1600m戦5連勝と絶好調のピエールタイガーが中心で、このレース3連覇を狙うカキツバタロイヤルを強敵と見たが、内側半分の枠を引いたファイナルスコアー・シーズザゴールド・ナムラブレットの食い込むチャンスも十分にある。

 ◎ピエールタイガーは荒山厩舎のお手馬3頭から、この馬を選んだ真島騎手の意気込みを素直に信じたい。大井コースは得意だし、2番手でも折り合えるレースぶりは、信頼できる本命馬といえる。

 〇カキツバタロイヤルは太目の前走を叩かれて気合が一変。先行馬が揃った今回は展開も味方するはずで、乗り慣れた石崎駿騎手が3連覇の夢を叶える可能性は高まった。

 ▲ファイナルスコアーは好位で競馬が出来る器用さと、怪我から完全復帰した戸崎騎手を買って、穴馬の筆頭格として注目。

 ×シーズザゴールドは大井コースが得意ばし、好調教と内枠で怖い存在。

 注ナムラブレットは帝王賞からの距離短縮で、鋭い決め手は軽視できない。

 △ゴーディーは力を付けているだけに、先行残りをおさえておきたい。

◎11.ピエールタイガー
○16.カキツバタロイヤル
▲04.ファイナルスコアー
×03.シーズザゴールド
注08.ナムラブレット
△15.ゴーディー

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング