第7回の挑戦者は、本誌「ファミリーナンバー・枝の定理」でお馴染みの片野治雄氏です。
英国血界に古くから伝わる「ファミリーナンバー」に着目し、さらにそのファミリーナンバーの分枝記号か統ら各競走馬の得意条件を見出す必勝法を編み出した片野氏。その馬券術は、3歳クラシック戦線はもちろん、2歳戦や古馬短距離戦で特に威力を発揮し、一介の血統論では見逃しがちな穴馬を拾い上げることも可能にしました。今週の重賞、新潟2歳S&キーンランドCは共に得意条件に合致。ぜひ、ご期待下さい!

片野治雄
◆今週のチャレンジャー…片野治雄
◆普段の予想スタイル…中穴狙い。基本的には点数は馬連、3連複それぞれを3点程度に絞るのがモットー。3連単は自信のある時のみ購入(今年はフローラSの3連単163970円などを的中)。
◆得意レース…ハンデG?重賞、2歳重賞、古馬短距離重賞
◆参考にするファクター…血統(ファミリーナンバーの基本となる牝系重視)。馬場・季節・ローテなどを考慮し、能力を出し切れると判断した馬に印を打つスタイル。分枝記号からその馬がそのレースに向くかどうかも重要なファクターになる。
◆片野氏の詳しいプロフィールは、
競馬王ブログをご覧ください!
◆片野氏ブログ
Color and Colour 18th.はコチラ
◆勝負レース
(日)新潟11R新潟2歳S
◎15.シゲルイルカザ 【4-d】
○17.メイショウオオゼキ 【A4】
複勝 15 50%
ワイド 15-17 50%
まず血統的な傾向としては、在来牝系もしくは「3代母が内国産」のような日本に根付いた牝系馬の激走が目立ちます(近3年で5頭が3着以内に好走)。父系ではタキオンやLyphard 系のようなGI向きの瞬発力型種牡馬が不振(好走は重馬場時のみ)で、逆にDanzig系のような持久力型種牡馬が好成績を収めています。今回、軸として注目したのはマイネイサベルと同じプロポンチス系のシゲルイルカザ。相手には初戦の内容が良く、ややズブめのスタミナ型種牡馬で固められたメイショウオオゼキを立てます。
◆来週のチャレンジャーは…
徹底した現場主義で独自の馬体論、血統論をもつパドック者・横手礼一です。

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