東京プリンセス賞・関東オークス・黒潮盃と3連覇したアスカリーブルの首位は不動。相手は黒潮盃の上位入着組ディーオ・ダイヤモンドダンス・シラヤマヒメと思われるが、距離2100mを考えてダービー4着のダイヤモンドダンスを対抗馬に推す。穴は馬体を立て直したベルモントレーサーだろう。

　◎アスカリーブルは牝馬で57キロを背負って黒潮盃を圧勝。2100mは関東オークスで経験済みだし、どこからでも仕掛けられる自在性も加味して、最も信頼できる本命馬といえる。

　〇ダイヤモンドダンスは長い距離の方が向いており、メンバー的に「勝算あり」と踏んで川崎コースに初挑戦。当たりの柔らかい森騎手の起用なら、直線一気の脚が楽しみである。

　▲ディーオは同型馬の少ない長距離戦で内枠に恵まれ、マイペースで逃げられれば重賞制覇も夢ではない。×ショコラヴェリーヌは得意な川崎コースで、引き続き多綱を取る的場がどんなレースを見せるか注目したい

　注ベルモントレーサーは休養を挟んで馬体が回復し、距離が延びて怖い存在。△シラヤマヒメは御神本が2度目の騎乗だけに、外枠でも軽視はできない。

◎08.アスカリーブル
○07.ダイヤモンドダンス
▲05.ディーオ
×06.ショコラヴェリーヌ
注14.ベルモントレーサー
△13.シラヤマヒメ