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東京記念

  • 2012年09月18日(火) 18時00分
 南関東で行われる長距離の重賞はダイオライト記念(2400m)・大井記念(2600m)・東京記念(2400m)の3つだけ。そのうちの2つを3着→1着と好調のトーセンルーチェで首位は不動。相手はナムラブレットと見たたが、ベテラン石崎隆之と的場文男が手綱を取るカキツバタロイヤル・ボンネビルレコードも侮れず、スターシップ・スマートインパルスまで手広くおさえたい。

 ◎トーセンルーチェは中央馬相手の帝王賞は6着に終わったが、レース後に張田騎手は「3コーナーで抑えず、早めに動けばよかった」と反省。今回はあの鬱憤(うっぷん)を晴らすような快勝が期待できそう。

 〇ナムラブレットは大井記念でトーセンルーチェの3着に追い込んでおり、今回は調教の動きの良さを買って、対抗馬に取り上げたい。

 ▲カキツバタロイヤルは大井記念4着の実力を持ち、このレースを4勝しているベテラン石崎隆之のレース運びが楽しみである。

 ×ボンネビルレコードは10歳馬ながら的場文男との名コンビで健闘を続けており、斤量が56キロなら好勝負は可能だろう。

 注スターシップは長距離をこなすタイプだけに、おさえておきたい1頭。

 △スマートインパルスが金盃でトーセンルーチェに3着した実力は軽視できない。

◎04.トーセンルーチェ
○01.ナムラブレット
▲12.カキツバタロイヤル
×14.ボンネビルレコード
注13.スターシップ
△05.スマートインパルス

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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