スマートフォン版へ

JBCクラシック

  • 2012年11月04日(日) 18時00分
 東海S・日本テレビ盃を含む3連勝で挑戦するソリタリーキングの中心は不動と思われるが、同じJRA所属のシビルウォー・トラセンド・テスタマッタも逆転を狙って虎視眈眈。コーナーを6回まわる川崎2100mは逃げ馬が有利だけに、騎手の駆け引きが興味深い。有力馬4頭の他では、ワンダーアキュートとアートサハラも展開次第では怖い存在だ。

 ◎ソリタリーキングは期待の良血が開花しての3連勝。どこからでも競馬が出来る器用さから初コースでも心配はなく、首位は不動と思われる。

 〇シビルウォーは長めのダートが得意なうえに、最近は前でレースが出来るようになり、2連勝の勢いに乗って優勝に挑戦する。

 ▲トラセンドは久しぶりのレースになるが仕上がり状態は万全と見た。今回はブリンカーを付けて、外枠から一気の逃げを狙っている。

 ×テスタマッタは帝王賞3着→ブリーダーズGC2着と調子を上げており、乗り慣れた岩田なら初コースでも好勝負が期待できる。

 注ワンダーアキュートは自在の脚を上手く使えば2100mで上位食い込みも。

 △アートサハラはJDD3着の実力馬で、長目を追われた調教の動きが目立って軽視は禁物。

◎5ソリタリーキング
○1シビルウォー
▲13トラセンド
×12テスタマッタ
注9ワンダーアキュート
△10アートサハラ

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング