【栗東】
◆ウルトラサウンド(牡、父サクラバクシンオー、母ルビーマイディア、栗東・安田隆行厩舎)

福永騎手でデビュー予定のウルトラサウンド
全兄アドマイヤカリブは函館芝1200mの新馬戦を快勝して、函館2歳Sでも1番人気(3着)に支持された快速馬。ちなみに本馬は2010年セレクトセール当歳にて1500万円で落札されている。
9月21日にノーザンFしがらきより栗東へ入厩。ゲート試験合格後は坂路での調教を中心に行われており、11月14日の坂路では古馬ダッシャーワンとの併せ馬だったため、遅れてしまったものの、4F52.7~1F13.2秒と水準以上の時計をマークしている。「調教本数をこなしたことで、かなり絞れてきましたね。その分、動きも良化していますし、ゲートも速いので、初戦から楽しみですよ」と安田隆行調教師。デビュー戦は11月24日(土)京都ダート1200mを福永祐一騎手で予定している。
◆ドルチェダモーレ(牝、父マイネルラヴ、母ゲンパチダンサー、栗東・笹田和秀厩舎)
近親に2001年宝塚記念を優勝したメイショウドトウがいる血統。ちなみに本馬は2011年北海道サマーセールでは150万円で落札されている。
落札価格とは相反して、中間の調教では目立った動きを見せている。11月14日の坂路では単走だったが、4F52.3~1F12.6秒と全体、終いともに速い時計をマークしており、追い切るごとにその時計を詰めている。「普段から余計なことをしない、素直な気性。追い切るごとに調教でも動いているように、学習能力の高い馬ですね」と笹田和秀調教師。11月25日(日)京都芝1400mを田辺裕信騎手でデビューする予定。
◆ゼンノゼフィロス(牡、父シンボリクリスエス、母ウインゼフィール、栗東・松永幹夫厩舎)

近親にウメノファイバー、ゼンノゼフィロス
近親に2004年京王杯SCなど、重賞3勝を挙げたウインラディウスや1999年オークスを制したウメノファイバーがいる血統。
本馬は10月13日にグリーンウッドより栗東へ入厩。この中間は坂路とCWを併用して調教が進められており、11月14日にはCWでレースでも騎乗予定の武豊騎手が跨っての追い切り。先週デビューしたボディーガード(5着)と併せて同入。6F80.9~1F12.8秒と新馬としては水準以上の速い時計をマークしている。「520キロくらいの大型馬ですが、しっかり体を使った、良い走りをしますね。使って更に良くなっていきそうなタイプですが、初戦からでも動けると思います」と松永幹夫調教師。デビュー戦は11月25日(日)東京芝2000mが予定されている。
◆レッドヴィヴィアン(牝、父キングカメハメハ、母アドマイヤリッチ、栗東・平田修厩舎)
叔父にダート中距離で5勝を挙げたアドマイヤシャトルがおり、近親には2005年天皇賞春を制したスズカマンボがいる血統。
本馬は11月1日にゲート試験に合格。その後は坂路での調教を中心に進められており、11月14日には坂路でレースでも騎乗予定の秋山真一郎騎手が跨って、古馬カシュカシュとの併せ馬。時計は4F55.5~1F14.1秒と遅かったが、一杯になる相手に対して馬なりで同入。時計的にはまだまだ詰まってきそうな印象もあるだけに、今週の最終追い切りには注目してみたい。11月24日(土)京都芝1600mでデビューする予定。
【美浦】
◆エバーダンシング(牝、父アグネスデジタル、母リトミックダンス、美浦・加藤征弘厩舎)
オープン特別のクロッカスSなど短距離戦で5勝しているフォーエバーマークの異父妹。伯母にステンガー、サイレントハピネス、叔父にアーバニティ、いとこにサイレントメロディと近親には重賞ウイナーの活躍馬が並び、昨年のセレクトセールにおいて2500万円で落札された。11月14日にはマイルCSに出走したフィフスペトルを相手にビシッと追われており、ひと追いごとに態勢を整えてきている。「いい動きを見せているし、気性も前向き。初戦から動けると思う」と加藤征弘調教師。11月24日、東京の芝1600mを岩田康誠騎手で予定している。
◆カミノタサハラ(牡、父ディープインパクト、母クロウキャニオン、美浦・国枝栄厩舎)
全兄に昨夏のレパードSを勝っているボレアス、毎日杯2着や神戸新聞杯3着など活躍中のマウントシャスタがいる。ゲート試験に手間取ったために本格的な調教を開始するまでに時間を要したが、11月14日(水)にはウッドチップコースで長めから時計を出した。ややチグハグな追い切りになったものの、18日(日)に2歳馬同士の3頭併せを消化。今週のひと追いで態勢は整いそうだ。「500キロを越す大型馬だし、まだ体を持て余しているようなところもあるけどね。いいモノはありそうだよ」と国枝栄調教師、11月25日、東京の芝2000mを蛯名正義騎手で予定している。
◆ファミーユ(牡、父チチカステナンゴ、母キストゥヘヴン、美浦・戸田博文厩舎)
2006年の桜花賞を制した母の初仔。当初は前開催の10月20日にデビューする予定だったが、右寛跛行で出走を取りやめた。11月に入ってから追い切りを再開。仕切り直しのデビュー戦に向け、先週の15日には横山典弘騎手を背に長めからビシッと追われている。「まだまだ馬が子供だけど、素質は秘めている。競馬に行って集中して走ってくれれば…」と斎藤調教助手。11月24日、東京の芝1600mを横山典弘騎手で予定している。
◆ロンギングゴールド(牡、父ステイゴールド、母フサイチオラクル、美浦・勢司和浩厩舎)
一昨年のセレクトセールにおいて1500万円で落札された。伯父にGIII2勝(京成杯AH、エルムS)の他にオープン特別5勝と活躍したシンコウスプレンダ、いとこに現3勝のインディーズゲームがいる。「気性的にピリピリとしたところがあるけど、コントロールは利く。しまいは切れる脚を使えそうだし、上のクラスを狙える馬だと思っています」と勢司和浩調教師。11月25日、東京の芝2000mをミルコ・デムーロ騎手で予定している。
勢司厩舎からはラッキーチケット(牡、父ネオユニヴァース、母ベルグチケット)もスタンバイ。「お母さんは短い距離で走ったけど、この子はトビが大きくて距離に融通が利きそう。ひと追い毎に変わってきているし、まだまだ良くなってくると思います」とのこと。こちらは11月24日、東京の芝1600mをクレイグ・ウィリアムズ騎手で予定している。