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浦和記念

  • 2012年11月20日(火) 18時00分
 コーナーを6回まわる浦和2000mは逃げ馬有利と思われているが、今回はJRAランフォルセ・エーシンモアオバーの逃げ争いが興味の的で、展開次第では波乱の可能性を秘めている。私は自在の脚がある地元馬トーセンアレスを馬券の軸に選び、相手はランフォルセ・プレティオラス・エーシンモアオバーの3頭と見たが、ピイラニハイウェイ・ダイシンオレンジまでおさえておきたい。

 ◎トーセンアレスはJRAから南関東に転じて2着→埼玉新聞栄冠賞・優勝と活躍し、中間の調教内容からは更に良化がうかがえる。今回はランフォルセ・エーシンモアオバーの逃げ争いを見ながら、乗り慣れた張田騎手がどこで仕掛けるかがポイントで、頼りになる本命馬として期待する。

 〇ランフォルセは帝王賞でもハナを譲らなかったから、今回も小回りコースを意識して逃げるはずで、ムーア騎手のペース配分が見物だ。

 ▲プレティオラスはJRAに挑戦して惨敗したが、南関東ならばダービー馬の実力は侮れず、逃げ争いが激しければ鋭い決め手が生きる。

 ×エーシンモアオバーが好勝負になるかどうかは、逃げにかかっている。

 注ピイラニハイウェイは熱心な調教を重ね、岩田の騎乗で最も怖い穴馬。

 △ダイシンオレンジは好枠を利してマイペースなら上位食い込みも。

◎6トーセンアレス
○7ランフォルセ
▲4プレティオラス
×11エーシンモアオバー
注9ピイラニハイウェイ
△5ダイシンオレンジ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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