和田竜二騎手/JCダート Part3 『本来の力を発揮できれば、どの馬にも負けない』
「レース後も馬の状態は変わりはないです。すぐに乗り込めましたしね。前走であれだけ走ってくれたので、平行線で十分です。次は実績のある阪神だし、輸送がないのも安心。今までのパターンでいけば、10キロくらい増えていても何の問題もありません。まぁ、アキュートの場合、どのあたりがベスト体重なのかわからないんですけどね(笑)」
と、中間の様子を語ってくれた和田。何気ない言葉からも、馬への信頼がひしひしと伝わってくる。また、和田の言葉にもあるように、次なる舞台は8戦5勝の好成績を誇る阪神。舞台適性では大きなアドバンテージがあるといっていい。また、スタートで躓いた昨年のジャパンCダートでは、いつもとは違う後方からの競馬となったが、直線では文字通り、馬群を縫うように伸びてきた。不本意ながら、ワンダーアキュートの新たな一面を見た気がしたものだ