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和田竜二騎手/JCダート Part1 『俺は絶対に腐らない、それだけは断言できる』

  • 2012年11月29日(木) 12時00分
勢いのある3歳馬に百戦錬磨の古豪、さらにメキメキと力を付けてきた新興勢力が集い、ハイレベルな戦いが予想されるジャパンCダート。そんななか、ここで注目するのは、前走JBCクラシックで圧巻のGI初制覇を飾ったワンダーアキュートだ。主戦・和田竜二にとっても、実に11年半ぶりのGI勝利となった前走。はたしてそこで、どんな手応えを得たのか──。和田の本音に迫った。(取材・文:不破由妃子)

「俺は絶対に腐らない。それだけは断言できる」

 以前、“テイエムオペラオー以降”の苦悩を淡々と語りながら、最後にこう力強く結んだ和田竜二。その言葉の裏側にあるのは、いうまでもなく「このままじゃ終われない」という強烈な思い。20代前半で歴史的名馬の主戦を務めるという、ある意味、特異な体験をした和田だからこそ、誰よりもその思いは強かったはずだ。

和田竜二騎手

「もう勢いが違っていた」

 そんな彼の11年越しの思いが、この秋、ついに実った。2012年11月5日、第12回JBCクラシック。長年のパートナー・ワンダーアキュートを駆り、5馬身差という圧倒的なトップゴールを切った。「抜け出すと気を抜いた」というオペラオーでのGI勝利は、ゴールの瞬間までハラハラドキドキであったという。しかし、今度ばかりは、直線半ばで勝利を確信した。

「もう勢いが違っていたからね。4コーナーを回った時点で人気の中央馬(トランセンド、ソリタリーキング、シビルウォー)が前に見えて

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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