◆真冬のダートで激変か
トゥザグローリーは厳寒期に調子を上げる馬で、12〜2月は[3-0-2-1]。3着2回は有馬記念、着外はイン伸び馬場で外を回らされた中山記念、3勝は全て重賞で着差以上の完勝、つまり12〜2月にまともに負けたといえるのは、オルフェーヴルとエイシンフラッシュとヴィクトワールピサとブエナビスタだけだ。母トゥザヴィクトリーはドバイWC2着にフェブラリーS3着、叔父にサイレントディール、叔母にビーポジティブ、イトコにトリップが出る母系で、そこにキングカメハメハでクロスがNureyev4×3。母譲りの頭の高い掻き込む走りからも、ダート適性はかなり高いのではないかと考えられる。しかも度々書いてきたように、この馬は本質急坂小回り向きだというのが筆者の考えで、ここは激変を狙ってみたい。
◆典型的なダートの鬼血統
ハタノヴァンクールは