スマートフォン版へ

クイーン賞

  • 2012年12月04日(火) 18時00分
 川島正行厩舎(船橋)が地元コースで有力馬3頭を出走させる、面白い重賞となった。3頭の戦法を予想するなら、エミーズパラダイスが逃げてクラーベセクレタは好位、アスカリーブルは追い込み策に出ると思われる。同厩舎3頭で上位独占を狙うのに対し、待ったをかけるのはプリンセスペスカ・ホエールキャプチャ・レッドクラウディアのJRA勢3頭だろう。

 ◎クラーベセクレタは昨年の優勝馬で、JBCレディスクラシックを使われて調子は上向き。得意にしている船橋1800mなら、信頼できる本命馬といえる。

 〇エミーズパラダイスはロジータ記念を勝ち、中間の動きはさらに良くなっている。御神本は先行して上手な騎手だし、53キロのハンデを生かせば重賞2連勝が可能になる。

 ▲プリンセスペスカはレディスプレリュードで2着したときにクラーベセクレタを破っており、引き続き幸の騎乗で争覇圏の1頭と見たい。

 ×アスカリーブルは重目の前走を叩かれ、53キロと恵まれた末脚は怖い。

 注ホエールキャプチャはダート上手な血統だけに、最も面白い穴馬である。

 △レッドクラウディアは久々でも仕上がり状態は良く、絶好枠で侮れない。

◎14.クラーベセクレタ
○08.エミーズパラダイス
▲13.プリンセスペスカ
×10.アスカリーブル
注03.ホエールキャプチャ
△01.レッドクラウディア

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング