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須貝尚介調教師/阪神JF Part1 『コレクターアイテムは人気に応えるデキにある』

  • 2012年12月06日(木) 12時00分
JRA史上最速で通算100勝、ゴールドシップで二冠を達成するなど、2012年も目覚ましい活躍を魅せた須貝尚介調教師。当代きっての策士が阪神JFに送り込むのが、コレクターアイテム、ローブティサージュ、オツウの3頭。阪神JFに向けた戦略を最終追い切り直後にうかがった。(取材・文:井内利彰)

 阪神JFに3頭の出走を予定している須貝尚介厩舎。まず話をうかがったのは、12月4日現在のnetkeiba.com予想オッズで抜けた一番人気に推されているコレクターアイテム。この馬については、デビュー前の7月中旬に須貝調教師を取材した際『このまま進めていけば、十分に使えるんですよ。ただ、ハーツクライ産駒の牝馬として、馬の気持ちを優先させてあげたいと思っているんです』ということで、一旦グリーンウッドに放牧へ出され、暑さも落ち着いた8月17日に栗東へ再入厩。9月に入ってからデビューしている。

須貝尚介調教師

2012年の活躍目覚ましい須貝尚介調教師

「あの頃(7月中旬)は、まだレースに使えるような体じゃなかったんですよ。素質の高さを感じていた馬ですから、使うからには結果が要求される。そういう意味で1回放牧に出して、成長を促してあげる必要があるなって思ったんです。結果的にはあの時期を有効に使ったことで、新馬勝ちすることもできましたし

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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