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浜中俊騎手/朝日杯FS Part1 『エーシントップは、すごく頭がいい馬』

  • 2012年12月13日(木) 12時00分
残り2週を残し、125勝で全国トップ。リーディングを独走中の浜中俊が、先週に続き、主役の一角としてGIの舞台に降り立つ。手綱を取るのは、3戦無敗のエーシントップ。同じく無敗のコディーノとの対決に注目が集まるが、はたしてその手応えは──。23歳の若武者を直撃した。(取材・文:不破由妃子)
 12月9日終了時点で125勝を挙げ、全国リーディングのトップをひた走る浜中俊。2位の蛯名とは、現時点で8勝差。デビュー6年目の若武者は、はたしてこのまま逃げ切ることができるのか──残る開催は5日間、2012年の中央競馬もいよいよ大詰めだ。

 リーディング争いもさることながら、浜中にとって今年最大のクライマックスは、先週の阪神ジュベナイルF、そして今週の朝日杯フューチュリティSである。2週続けての人気馬でのGI参戦。これこそ彼が、“自分に足りないもの”として切望してきた理想的な週末だ。

浜中俊騎手

リーディング独走中の浜中俊騎手

「リーディング争いをしているといっても、今年はGIを勝っているわけでもないですし、ましてや毎週GIに乗っているわけでもありません。これって、まだまだジョッキーとして信頼されていないということですよね。やっぱりGIで人気馬を任せてもらえるようなジョッキーにならないと」

 と、秋のGIシリーズを前に、少しばかり悔しそうに語っていた浜中。そして迎えた阪神ジュベナイルF。初めて経験するGI1番人気の感触を問うと、「ついにきたか! っていう感じですね」と、表情をほころばせた浜中だったが、結果は勝ち馬からコンマ2秒差の4着。悔しさの裏返しか、レース後は言葉少なであった。が

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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