第23回目の挑戦者は、配合診断のカリスマ・栗山求氏です。競馬王本誌に掲載の「重賞スクランブル crystal」栗山ニックスでは、毎号ヒットを連発しています。配合の深い知識と経験を武器に、勝負レースに挑みます!

栗山求
◆今週のチャレンジャー…栗山求
◆普段の予想スタイル…配合分析から個々の馬の適性・能力を割り出し、最適な条件に出走してきたときに狙い撃ちする。芝/ダート、内回り/外回りなどの馬場替わり、距離延長/短縮などは宝の山。個々の種牡馬には得意分野と苦手分野があり、得意分野に出てきたときには積極的に買い、苦手分野にもかかわらず人気となっている場合は軽視する。要するに期待値の高いところに賭け続ける。
◆栗山氏の詳しいプロフィール、馬券サバイバーのルールは、
競馬王ブログをご覧ください。
◆勝負レース◆
中山11R・朝日杯フューチュリティS(GI・芝1600m)
単勝5 80%
ワイド5-6 20%
◎コディーノは09年の当レース勝ち馬ローズキングダムと同じく「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」の組み合わせ。母ハッピーパスは京都牝馬S(GIII)の勝ち馬で、シンコウラブリイ(マイルCSなど重賞6勝)の半妹にあたり、繁殖牝馬としてもきわめて有能。豊富なヨーロッパ血統に支えられているため底力がある。機動力と瞬発力を武器とし、どこから脚を使っても差せるだけの能力を備えているので難しい競馬にはならないだろう。枠順を活かして好位に取りつき、直線で前が開いたら難なく抜け出してこれるはず。相手探しのレース。
その筆頭はエーシントップだが、コディーノとの組み合わせではあまりにも配当的な妙味が無さすぎるので、代わりにラブリーデイを狙ってみたい。前走、7番人気で2着となった京王杯2歳S(芝1400m)は上々の内容だった。「キングカメハメハ×ダンスインザダーク」といえばショウリュウムーン(朝日チャレンジCなど重賞3勝)と同じ。2000m以上で良さが出てくると思われる血統なので、1ハロンの距離延長はプラス材料。好位でソツなくレースを進められそうなのもポイントが高い。
◆来週のチャレンジャーは…
根多買い・柏手重宝氏が今年の締めくくりをイマジネーションします。

競馬王テクニカル
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