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「笑いすぎて泣きました!?」僕らの2012年競馬アワーズ!(4)

  • 2012年12月26日(水) 18時00分
若手ジョッキー4名による「僕らの2012年競馬アワーズ!」も最終回。今回のテーマは、「2012年、一番の変化」と「2012年、腹が立ったこと、泣いたこと」。4人それぞれの個性的なキャラを、最後までお楽しみください!

■一番腹が立ったのは「仮免に落ちたこと」!?
──最初のテーマは2012年「一番の変化」です。自分自身のことでもいいですし、環境の変化でもいいですよ。

川須 僕、車の免許を取りました! 車も買いました!

松山 そういえば川須、「ハンドルが動かなくなっちゃったんですけど…。どうしましょー」って電話してきたよな(笑)。

恭介 なんで? キーがちゃんと入ってなかったとか?

「免許取れました!」川須

「免許取れました!」川須

川須 よくわからないんですけど、ハンドルにロックがかかっちゃったんです…。

松山 ハンドルロックなんて、何度かキーを回せばすぐに直るのに。これは、仮免7回も落ちるはずだわ、と思った(笑)。

川須 本試験は3回目で受かりましたよ!

優作 いやいやいや、普通1回で受かるから(笑)。僕と恭介の変化は、今年から、トレーニングのときにトレーナーを付けたこと。今日もこのあとトレーニングをするんだけど、どこを強化したいか希望を伝えると、すごく的確なアドバイスや方法を教えてくれる。

松山 実際、体の変化とかあった?

優作 うん…、たぶん(笑)。

──優作さんは、去年(2011年)の今ごろに比べると、だいぶガッチリされましたよね。

優作 そうですか? 減量がなくなったことも大きいかも。

恭介 お前、減量つらそうだったもんな。僕が自分で感じるのは、トレーナーを付けてから、レース中の姿勢が安定してきたことかな。とはいえ、結果が出ていないので…。変化を結果につなげなければ!

松山 僕の変化は、乗り鞍が増えたこと。去年は、競馬開催日なのに、休みの日とかあったし…。

優作 開催日の休みはキツイよね。僕なんて、美浦所属のころ、土日はほとんど休みだった。いっぽうの恭介は、関西でめっちゃ勝っていて。周りから「弟があんなに勝ってるのに、お前はなにやってるんだよ」とかいわれてさ。たとえ冗談だとしても、そのひと言はかなりキツかったよ。

恭介 優作は、栗東に移籍した去年が“変化の年”だったもんな。

優作 そうだね。あ、あと、変化っていうわけではないけど、今年は小説をよく読んだな。去年は漫画を読むことのほうが多かったけど、今年は月に2冊のペースで、冒険ものとか時代ものの小説を読んだ。

松山 そういえば、飛行機のなかでも読んでたよね。

優作 来年は官能小説も読んでみたいんだけど…、レジに持っていく勇気がない(笑)。

川須 あの〜「、官能小説って何ですか?

恭介 大人の小説だよ(笑)!

──では、次のテーマに移ります。2012年「一番腹が立ったこと」は?

優作 腹が立ったこと……あったはずだけど、忘れました(笑)。

松山 僕もこれといってないなぁ。あんまり腹が立たない1年だったかも。

恭介 僕もない。運転中に、急に割り込みされたときくらい(笑)。

川須 僕は、何度も仮免に落ちたことに腹が立ちました! もうホントに時間を無駄にした。

松山 そんな自分に腹が立ったわけですね、川須くん(笑)。

川須 まぁ、そういうことです…。

──川須くん以外は、比較的穏やかな1年だったようで(笑)。では、2012年「一番泣いたこと」は?

優作 お笑い番組を観て、笑いすぎて泣いたくらいかなぁ。

恭介 最近、感動モノのドラマや映画を観ても、全然泣けないんだよね。昔はよく泣いてたんだけど。どうせ誰かが作ったフィクションでしょ、って思っちゃう
「「映画で泣きました…」松山

「映画で泣きました…」松山



松山 ああ、そういう人、いるいる! 僕は逆に、ドラマや映画ですぐに泣くので、泣きそうになったら、「フィクションや、フィクションや」って思い込むようにしてる。まぁそれでも泣くんだけど。

恭介 僕だって、昔はこんな人間じゃなかったのに(笑)。昔は『アルマゲドン』とか何度も観て、何度も泣いたなぁ。

優作 あ、腹が立ったこと、思い出した! 最近の映画ってさ、予告編を観ると、だいたい内容がわかっちゃうんだよ。そこまでやらなくていいのにって。観る気が失せる。

恭介 お前、ちぃせーよ(笑)。まっちゃんは、なんのドラマで泣いたの?

松山 ドラマもアニメもいろいろ観るし、ほんとにすぐ泣くから、たくさんありすぎて、逆にコレっていうのがない。

優作 『はじめてのおつかい』とか!?

恭介 ドラマじゃねーし(笑)。川須は、ドラマとか映画で感動したりするの?

川須 いえ、しません(キッパリ!)。

優作 心の不感症か(笑)。まぁ川須も年を取れば、自然と涙腺が弱くなってくるよ。

川須 そうですかねぇ。そういうもんですかねぇ。

──最後もオチは川須くんで(笑)。みなさん、今回はありがとうございました。2013年も4人それぞれ、個性的かつ素敵なキャラを生かして、競馬界を盛り上げてくださいね!

【次回のキシュトーーク! は?】
 新年一発目の『キシュトーーク!』は、松山騎手、川須騎手、高倉騎手による新年会トーク。大好きなコーラ(?)を飲みながら、競馬談義に花を咲かせます。最後には、抱腹絶倒の画伯大会も!? お楽しみに!

※2012年度の更新は今回で終了となります。2013年度は1月9日から更新いたします。

元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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