前半戦は手広く、シンザン記念は1点買いでビシッと決める
2012年はWIN5が計54回発売され、発売金額の総額は500億円を突破しました。さすがに導入当初から比べると1回あたりの発売金額は少しずつ下がっていますが、昨年後半もビッグレースや変則開催、キャリーオーバーのない通常時で8億円前後をキープ。この辺で下げ止まりそうな印象がありますし、今後も「約6億円(約8億円-控除分)を的中者で山分けする式別」という認識で攻略方法を探っていくべきでしょう。究極の目標である2億円を狙うなら、自分以外の票数が1~2票=他に1~2人しか買っていないような組番を買う必要があるわけで、ハードルの高さを改めて実感できます。
ちなみに、2012年の2億円決着は11月25日、12月9日(的中2通りのうち片方)の2回だけ。発生率にすると約4%です。1億円以上は5回(発生率約9%)、1000万円以上は18回(同約33%)、100万円以上は35回(同約65%)、10万円以上は47回(同約87%)。当然、この発生率を裏返せば「○○円未満」の配当が出るおおよその確率となります。ご自身が狙っている配当の発生率を確認し、今のうちに向こう一年の投票計画や予算を思い描いておくといいかもしれません。
今年2回目となる明日1月6日(日)のWIN5は総出走頭数が77頭、総組み合わせ数が86万160通り(前日15時現在)。今日1月5日(土)よりもやや多く、この時期としてはまずまずの頭数になりました。人気が集中しそうな馬もあまりいませんし、極端な低配当決着となる可能性は低いのではないでしょうか。(伊吹雅也)
【井内利彰のWIN5見解】
■今週の1点勝負レース