日経新春杯は多点買いで手堅く、4~5頭ピックアップがお得!?
先週1月5日(土)に発売された今年最初のWIN5は、単勝1番人気馬と単勝2番人気馬がそれぞれ2勝、残る1レースも単勝3番人気馬が勝って26万5000円の配当となりました。5レースすべてで単勝1~3番人気馬を買ったとしても243点(100円ずつなら2万4300円)ですから、一見すると妙味ある配当に思えます。「こんな配当が引っ掛かるのなら、人気サイドの組み合わせを買い続けるだけでもソコソコ儲かるのでは?」と考えた方すらいらっしゃるかもしれません。
しかし、先週までに行われた全93回のWIN5で5レースとも「単勝1~3番人気の3頭」を選択する組み合わせを100円ずつ買い続けていたとすると、購入資金の総額は225万9900円、払戻金の総額は108万1630円。回収率にして約48%という散々な成績です。機械的に買い続けるのではなく、購入する機会を多少絞ったり、独自の予想で何頭か馬を入れ替えたりしたとしても、収支をプラスに持っていくのは至難の業でしょう。
ちなみに、5レースとも「単勝1~2番人気の2頭」を買い続けた場合の回収率は約89%(購入29万7600円、払戻26万4580円)。予想の精度にもよることは重々承知していますが、一般論として「3頭(ずつ)買うくらいなら2頭(ずつ)くらいまで絞った方がいい」と言える可能性は高いと思います。
なお、5レースとも「単勝1~4番人気の4頭」を買い続けた場合の回収率は約87%(購入952万3200円、払戻828万4840円)、「単勝1~5番人気の5頭」なら回収率は約99%(購入2906万2500円、払戻2868万2830円)。実行できるかどうかはともかく、資金力にモノを言わせて1レースあたり4~5頭ピックアップするような買い方も儲かる可能性は高いようです。(伊吹雅也)
【井内利彰のWIN5見解】
■今週の1点勝負レース