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TCK女王盃

  • 2013年01月22日(火) 18時00分
 過去10年間の勝ち馬はJRA7頭・地方3頭とJRA馬が優勢で、今回もレッドクラウディア・メーデイア・プリンセスキナウのJRA勢が有力と思われる。一方、地方馬ではエミーズパラダイス・ハルサンサン・マニエリスムが調子を取り戻しており、展開次第では上位食い込みもある。

 ◎レッドクラウディアは休み明けのクイーン賞を逃げ切り勝ちしているが、本来はおさえて味のあるタイプで、3度目の手綱を取る内田も大井コース向きの騎乗を心掛けて必勝を期すはずだ。

 〇メーデイアの浜中はレッドクラウディアへの騎乗経験があり、どう乗れば自分の馬を勝たせるかの作戦が興味深い。1800mの持ちタイムは抜けているだけに、優勝の可能性は高いと見た。

 ▲エミーズパラダイスのクイーン賞は外々を回されて持ち味の末脚を生かせなかったが、今回は主戦の戸崎に戻り、東京ダービーで3着に食い込んだ決め手は軽視できない。

 ×プリンセスキナウは自在の脚が魅力で、展開次第では上位も可能だろう。

 注ハルサンサンは大井コースが得意なので、好調子と合わせて警戒したい。

 △マニエリスムは追える騎手・石崎駿を背に、距離延長が吉と出るかも。

◎05.レッドクラウディア
○10.メーデイア
▲07.エミーズパラダイス
×12.プリンセスキナウ
注08.ハルサンサン
△11.マニエリスム

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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