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川崎記念

  • 2013年01月29日(火) 18時00分
 過去10年のデータでは、勝ち馬の内の7頭が東京大賞典組から出ている。となれば大賞典2着ハタノヴァンクール・3着ワンダーアキュート両馬が有力と思われ、川崎コースでJBCクラシックを勝ったワンダーアキュートを本命に推す。しかしグラッツィアを筆頭にカキツバタロイヤル・タカオノボル・クリールパッションの穴馬勢も軽視はできない。

 ◎ワンダーアキュートはJBCクラシック→ジャパンCダートの疲れが残ったせいか東京大賞典では苦戦の3着。今回は調教内容も良く、勝ち星のある川崎コースで雪辱を果たすと信じたい。

 〇ハタノヴァンクールの東京大賞典2着はインから伸びた結果だけに、小回りの川崎コースでは対抗の評価が妥当か。

 ▲グラッツィアはブラジルC(ダ2100m)で2着しているように、絶好枠を利して好位に付けられれば好勝負になるはず。

 ×カキツバタロイヤルは稽古の動きが目立って良くなっており、得意な川崎コースで地方馬の意地を見せてくれるだろう。

 注タカオノボルにとって距離延長は歓迎で、コース熟知の内田博なら面白い。△クリールパッションは一息入れたが仕上がりは良く、人気薄でも怖い馬。

◎11.ワンダーアキュート
○03.ハタノヴァンクール
▲01.グラッツィア
×05.カキツバタロイヤル
注02.タカオノボル
△04.クリールパッション

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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