ナムラタイタン(9着)に本命を打った馬券野郎は当然のごとくフェブラリーSで大惨敗を喫したが、決して東京マイルがベストではないグレープブランデーを勝利に導いた浜中の手綱さばきを大いに堪能。新たなスター騎手の誕生を予感させた。
気分は悪くないとはいえ、懐事情は非常に切羽詰まったものに。が、その後の最終レース、金蹄S(4歳上1600万下、ダ2100メートル)はドレミファドンで鉄板と踏んでいただけに、何とか取り返せるだろうと高をくくっていたのだが…。
「ホント参ったよ。他の馬が暴れていた影響でトモを落としたときにゲートが切られてしまって…。鞍上のベリーはゲートのパイプを持ちながら“ノー、ノー”と叫んでいたのにスターターに無視されたとか。あれだけ大きく出遅れれば、それこそノーチャンスだよね」
結果は最下位…。今週早々、南スタンド前で馬券野郎に異議申し立て?をしてきたのは管理する中川調教師。その場に居合わせた御大・藤沢和調教師も「最終レースで最も馬券が売れている馬なんだから、ちゃんと見ていてほしいよな」と後輩調教師を慰めていた。
裁決委員の不備が頻繁に取りざたされている昨今だが、スターターの御法に関しても、もっと議論されてもいいのではないか。そもそも、あんなに馬券ファンに迷惑をかけたドレミファドンがゲート再審査を課せられていないのはなぜなのか。
馬券の売り上げ低迷が止まらない中央競馬。馬券下手が治らない馬券野郎と同様、依然として問題山積みである。(美浦の馬券野郎・虎石晃)
今日の東京スポーツ一面
▼
東京スポーツ 今日の紙面・
侍ジャパン“さらし者”選手選考に異議アリ・生涯闘魂!猪木古希を祝う会で仰天プラン
・米国にサイバー攻撃 中国「61398部隊」の正体
・移籍金250億円に上昇!?レアルがCロナ売却計画
・少女わいせつ大河俳優の裏の顔
・青木裕子 矢部との赤面ワンワンプレーとキス
ブランケット版による大型紙面が大迫力となって読者の目を射る。夕刊時間帯による海外ゴルフ等の速報。未来の情報エリアをリードする総合スポーツ・レジャー紙は東京スポーツ、大阪スポーツ、中京スポーツ、九州スポーツの日本列島縦断の4社体制。特に東京、大阪、中京の3紙は、同時印刷を行っている。メイン紙面は東京制作であるが各紙各々地域に密着した紙面も制作している。九州のみ朝刊として発行、独特な紙面づくりを行っている。