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東京スプリング盃

  • 2013年03月05日(火) 18時00分
 休養明けを2連勝して本格化したミヤサンキューティの中心は不動と思われ、相手は混戦と見た。好調トーセンアレスは1400mでも対応できそうで、衰え知らずのフジノウェーブと使われて良化したクリスタルボーイも争覇圏内。他では自在のレースができるようになったディープハントと、仕上がり状態の良いピエールタイガーも軽視できない。

 ◎ミヤサンキューティは2連勝後も万全の仕上がりを見せており、大井コース9勝の実績から、牡馬相手でも優位は揺るがない。好位から差す競馬をすれば、初騎乗の今野でも心配は無用。

 〇トーセンアレスは勝った後も順調で、直線の長い大井コースなら1400mでも持ち味の決め手を発揮できるはず。

 ▲フジノウェーブは59キロを背負いなれているし、有力馬の中で有利な内枠を引いた点でも、好勝負が期待できる。

 ×クリスタルボーイは使われつつ調子を上げ、もまれずに先行できれば面白い穴馬。

 注ディープハントは前走1600mでの健闘から、最も怖い穴馬といえよう。

 △ピエールタイガーは一息入れたが調教の動きは良く、当日の気配に注目。

◎14ミヤサンキューティ
○15トーセンアレス
▲05フジノウェーブ
×09クリスタルボーイ
注13ディープハント
△16ピエールタイガー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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