「やっぱし、俺のせがれはたいしたもんだ。指示していた通りの時計だったし、文句ない追い切りができた。なんといっても併せ馬は先導役がもっとも大事だからな」
花粉の到来も何のその、朝から春らしい陽気に包まれていたのは美浦の名伯楽、国枝調教師。先週水曜(6日)に南ウッドコースで行われた3頭併せ。プレミアムタイム→ミエノワンダー→サトノアポロという隊列でスタートし、ゴール板では3頭併入の美しいフィニッシュを決めた。
その成果がサトノアポロの中日新聞杯Vであり、ミエノワンダーの山桜賞V。この2頭を推奨した“虎の子の1頭”(東スポ確定版)は土日的中の快挙を成し遂げた。
こうなったら当方としては最大の功労者とも言うべき、師のせがれ=国枝助手がまたがったプレミアムタイムにも当然、大枚を投資せざるを得ない。
「最後まで余裕の手応えだったからな。最近はオンとオフの使い分けができるようになったし、サトノアポロと同じく大器晩成タイプで今が伸び盛り。今週に使うかどうかは分からないけど、1000万クラスは出たとこ勝ちだよ」とプレミアムタイムにも最大級の賛辞を贈る。
今週、この激アツ馬がエントリーしているのは日曜(17日)中山9Rの館山特別(芝内2000メートル)。当然、1番人気は避けられないが、これほど堅い本命馬もまたあり得ない。馬券野郎はサトノアポロ同様、プレミアムタイムも追い続けて(賭け続けて)いく算段だ。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)
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