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桜花賞

  • 2013年03月20日(水) 18時00分
 桜の季節に合わせたわけではないが、カイカヨソウの◎は不動と見たい。面白いのは相手探しで、私はケンブリッジナイスとイチリュウの決め手を有力視したが、デイジーギャルの逃げも怖い。他では久々のダート戦になるアステールネオとレース巧者のビーディフォースを警戒したい。

 ◎カイカヨソウの魅力は、好位に付けて、どこからでも仕掛けられる自在性である。南関東で東京2歳優駿牝馬→ユングフラウ賞と連覇した勢いに乗って、今回も快進撃は続くだろう。

 〇ケンブリッジナイスは浦和コースが初めてで、追い込みタイプだけに人気は高くならないだろうが、馬の状態と決め手の鋭さは軽視できない。

 ▲イチリュウはここへきて調教の動きが目立っており、距離が1600mに延びれば好勝負に持ち込めるはずだ。

 ×デイジーギャルは何が何でもハナを切り、小回りの浦和コースを味方につければ、トップでゴールインも夢ではない。

 注アステールネオは追い込み一手でダート向きとは言えないが、追い切りの動きが良くなっており、ペースが速くなれば鋭い決め手が生きる。

△ビーディフォースは自在の脚があり、展開次第では上位食い込みも可能。

◎7カイカヨソウ
○4ケンブリッジナイス
▲1イチリュウ
×10デイジーギャル
注2アステールネオ
△8ビーディフォース

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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