先々週の中日新聞杯は関東馬のサトノアポロが差し切り勝ち。基本的に人気先行タイプのうえ、前走のAJCC杯でも4着に健闘したわけだからアドマイヤタイシ(2着)に次ぐ人気になると思っていた。ところが最終的に5番人気、馬単3390円は何ともおいしかった。
時代は相も変わらず西高東低。クラスが上がるほど関西へ遠征する関東馬の評価は下がって当然だが、こんなときにまた馬券的妙味も増すもの。このサトノアポロのような不当な評価をされる、ローリスクハイリターンな関東馬を積極的に狙っていくべきだ。
今週なら毎日杯が面白い。美浦の気鋭・斎藤誠厩舎は2頭出しを敢行する。馬券野郎の注目はオメガキングティー。何といっても前走の黄梅賞(中山、500万下)は関西馬2頭を負かしての1着。すでに並の関東馬ではないことを証明している。
「ハイ、勝てると踏んでの遠征ですよ。それほど人気はなさそうだけど、中山で連勝したのは大いに価値がありますからね。相当な能力の持ち主だと断言できます」
今週火曜夜、美浦近くの焼き鳥屋でラッパを吹いたのは他ならぬ斎藤調教師。「跳びが大きく中山は合わない。不得意なコースであれだけ走れるんだから、広いコースならどんだけ走るのか」。先週のスプリングSをスルーしたのは中1週というローテ上の問題だけではなかった。
師がここまで自信を持っているなら馬券野郎も一票を投じざるを得ない。来週は当方がゴチできるくらいシコタマ儲けちゃう算段だ。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)
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