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京浜盃

  • 2013年03月26日(火) 18時00分
 今年の南関東クラッシック路線を占う、興味深い1700m戦といえる。ハイセイコー記念・ニューイヤーC勝ち馬のソルテを本命に期待するが、雲取賞を制覇したアウトジェネラルと全日本2歳優駿2着のジェネラルグラントも優勝の可能性は十分にある。他ではインサイドザパーク・ナリチュウドラゴン・オーネットエースに注目したい。

 ◎ソルテは1戦ごとに強さを加え、好位のレースができる進化を高く評価したい。調教内容にも成長がうかがえ、信頼できる本命馬と見た。

 〇アウトジェネラルは北海道から移籍して徐々に調子を上げ、今回は好枠に恵まれて優勝の可能性が出てきた。佐藤は信頼できるベテランだ。

 ▲ジェネラルグラントは逃げ一手から抑えるレースも出来るようになり、距離経験は十分なだけに、好調教と合わせて楽しみな存在である。

 ×インサイドザパークは中央のレース(ヒヤシンスS)で出遅れながらも健闘した。鎌倉記念・平和賞を連覇したように、スタートが決まれば怖い穴馬といえる。

 注ナリチュウドラゴンはハイセイコー記念で3着に追い込んだあと苦戦続きだが、調教内容が良くなっており、追える本橋の手綱で侮れない。

 △オーネットエースは若獅子特別を圧勝しての挑戦だけに軽視はできない。

◎2ソルテ
○4アウトジェネラル
▲7ジェネラルグラント
×16インサイドザパーク
注11ナリチュウドラゴン
△13オーネットエース

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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