競馬予想=勝ち馬探しは血統、ラップ、そしてトラックバイアスなど様々なアプローチの仕方があるが、現場記者としては“情報”を大いに活用したいもの。競走馬は刻々と変化し続けている生き物。関係者の話をそのままうのみにするのではなく、自分の目で確かめた上で判断し的中させるほど痛快なことはない。
そんなわけで火曜(9日)は国枝厩舎に足を運んでみた。カミノタサハラの1週前追い切り(3日)が“絶品”だったからだ。馬券野郎と肩を並べて見ていた師も感心しきりで「すごいな」とポツリ。血統的に“ダート志向の強いディープ産駒”と決めつけていたが、ひょっとしたら大きな変化が起きているのかもしれない。
「ええ、弥生賞の後くらいからキ甲が抜けて、ようやくバランスのいい馬体になってきましたよ。以前は(全兄でダート重賞を勝った)ボレアスみたいだなと思っていたけど(笑い)。まだつかみ切れない面は多々残っているとはいえ、順調に成長しています」
こう証言するのはアパパネも担当した福田助手。ちょっと前まではモコモコとした体つきだったのに、ここ2週ぐらいのカミノタサハラはディープ産駒らしいキリッとしたラインに。オークス直前に胴長になったアパパネと同じく、大一番を前にして“別馬”になったようだ。
洗い場でカミノタサハラの澄んだ瞳と張りのある馬体を確認し終えて厩舎を去ろうとしたところ、「アパパネのときほど自信がない」と親切にも?吐露してくれたが、こんな慎重なときに限って穴を出すのが国枝厩舎。馬券野郎は早くもカミノタサハラ本命と決めている。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)
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