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東京プリンセス賞

  • 2013年04月24日(水) 18時00分
 桜花賞馬が苦戦する東京プリンセス賞。原因は小回り1600mからタフな1800mに舞台が変わることに加え、ナイターでのレース経験の浅さと思われる。私はカイカヨソウを中心にアステールネオ・イチリュウ・パパパノチョイナを有力視したが、展開次第ではケンブリッジナイス・サブノハゴロモも怖い。

 ◎カイカヨソウの強みは自在のレースが出来る点で、今野も3回目の騎乗で大一番に挑戦する。初ナイターにはなるが、東京2歳優駿牝馬を勝った大井コースだけに心配は無用。レースのし易い4番枠と好仕上がりで、信頼できる本命馬といえる。

 〇アステールネオは先行するレースで桜花賞2着と健闘したが、もともと追って味のある馬だから距離1800mは大歓迎。ベテラン石崎隆がどんなレースをして、カイカヨソウに雪辱を果たすかが楽しみである。

 ▲イチリュウは外枠を引き、桜花賞と同じレースが出来るかどうかという点で惑星の評価にとどめた。

 ×パパパノチョイナは長めを追い切られ、1800mなら軽視はできない。

 注ケンブリッジナイスは絶好の追い切りをして、2度目の大井で怖い存在だ。

 △サブノハゴロモは地元でのナイター経験を活かした善戦が可能と見た。

◎04カイカヨソウ
○03アステールネオ
▲15イチリュウ
×11パパパノチョイナ
注07ケンブリッジナイス
△06サブノハゴロモ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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